【体験談あり】お酒と薄毛は関係するのか?根拠となるデータは?
酒と薄毛は関係あるのか?
飲酒も含めた生活習慣を改善することで、抜け毛は減るのか?
酒飲み&薄毛の人からしたら気になる話ですよね?
そういう私も週6~7日のペースで飲み続けている頭頂部ハゲなわけですが・・・。
実際のところどうなのか?
そんなお酒と薄毛の関係について、医師の見解をもとに色んなところから根拠を持ってきつつ調べてみましたよ。
私の体験談も交えていくので、参考にどうぞ!
酒と薄毛の関係については医師の間でも意見が分かれる
結論から言うと、医師の間でも一貫した答えはありませんでした。
まず、「お酒と薄毛は関係する」って意見から。
「お酒と薄毛は関係する」派の見解
前述のように、誰もが抜け毛を引き起こしてしまう恐れがありますが、その中でも特に抜け毛を起こしやすいタイプの人がいます。それは、ダイエット中の人、過度な飲酒を行う人、忙しくて十分な休息を得られていない人です。
引用:https://agahairclinic.com/times/life/article_000802
お酒は百薬の長といわれており、適量であれば、ストレス解消にも繋がりますし、そういう意味で人によっては薄毛改善に繋がるともいえるでしょう。
しかしここで忘れてはならないのが、適量であれば効果がある点です。過度の飲酒をすれば、逆に薄毛の症状を促進してしまう結果につながりかねません。引用:https://www.agaskin.net/lab/doctor/insyu_usug.html
続いて関係ないとする意見も見ていきましょう。
「お酒と薄毛は関係しない」派の見解
AGAは、ほぼ100%その人のもともと持っている体質(と加齢)に起因します。ここでいう体質というのは、遺伝子によって決められているという意味でもあり、つまり、生活習慣などをいくら改善しようが、ハゲる人はハゲるということになります。
引用:https://agablog.tokyo/aga-life-style/815
現時点での研究報告などから考えても、お酒が薄毛の直接の原因になることはないと考えていいでしょう
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO28786590Q8A330C1000000?channel=DF140920160927&page=2
結局どっちなんや?
う~ん、私のような素人からすると判断に迷うところ。
まあ、これらの見解に関係なく私が禁酒するときは医師から最終通告を受けたときくらいでしょうけどね! (笑)
それにしても、何か判断のもとになる根拠は無いものか?
次ではその辺について調べてみましたよ。
酒と薄毛は関係ないと考えられるデータもチラホラ
まずは研究報告から。
先程引用した小林一広医師(メンズヘルスクリニック東京院長)による研究発表結果です。
1873人の日本人男性を対象に、家族歴、喫煙の有無、飲酒の有無、血圧、肥満度、および血液検査の各種データなどとAGAの関係を解析、2012年の「第16回 ヨーロッパ毛髪研究学会」(European Hair Research Society)で結果を発表している。
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO28786590Q8A330C1000000?channel=DF140920160927&page=2
その結果、肥満度(BMI)はAGAとの関連性があったそうですが、お酒とAGAの因果関係は確認出来なかったとのこと。
こういう報告は酒飲みにとっては嬉しいですね(笑)
もう1つは、ご存知の方も多いのでは?大阪大学皮膚・毛髪再生医学寄付講座教授、板見智医師による有名なラジオ番組での見解。
Q毛穴に詰まった汚れを取るとハゲない?
A本来皮膚の汚れ程度で毛の成長は止まらないから、毛穴をきれいにしてもハゲるときはハゲる。Q生活習慣を改善したらハゲない?
A統計上30年前の生活習慣や食事と今と比較してもハゲの数に変化は無いので、ハゲるときはハゲる。Q海藻を食べると毛が生える?
A単なる色の連想ゲーム。海藻だけでは毛は生えない。Q頭皮が硬かったり薄いとハゲるのでマッサージすると良い?
A50年前の迷信。男性型脱毛症では頭皮が柔らかく血流がよくてもハゲるときはハゲる。Q炭酸で頭を洗うと毛が生える?
A生えない。気持ちがいいだけ。Qノンシリコンシャンプーは頭皮に優しい?
A科学的に否定されているのでどちらでもよい。Q頭が蒸れるとハゲる?
A関係ない。ハゲる人はハゲる。Q体毛が薄いとハゲない?
A関係ない。ハゲる人はハゲる。Q白髪の人はハゲない?
A関係ない。ハゲる人はハゲる。引用:http://www.hageruya.com/archives/nhk.html
ここでは、生活習慣の改善とハゲには関係が無いって見解で、ハッキリと飲酒とハゲの関係については述べられていません。
ただ、30年間ハゲの数に大きな変化が無いということは分かります。
では、30年間の日本人の飲酒量がどう変化してるのか?って気になりません?
そこで調べて出てきたのは国税庁の調査結果。
引用:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2018/pdf/000.pdf
こう見ると酒飲む人だいぶ減っとるな。
酒飲みからするとちょっと寂しい・・・(苦笑)
そう、お酒を飲む人って減ってるんです。
単純に考えて、飲む量が減ればハゲる人が減っても不思議じゃないと思うんですがそうでは無いようですね。
もちろん、このデータだけでは医師の見解にある「過度な飲酒」をする人がどれだけ居るかは分かりません。
ただ、これだけ飲酒する量に変化があるのにAGAになる人の割合に変化が無いとすると、やっぱり関係無いのかなぁって思ってしまいます。(そう思いたい気持ちが強いんですけど^^;)
シンプルに過度な飲酒がハゲに関係するなら、アルコール依存症の人は全員ハゲそうなもんですけどね。
お酒を控えるよりも薄毛治療はやっぱり内服治療!
ここまでの内容から、私としては飲酒とハゲは関係ないと思う(思いたい!)のですが、ハッキリとした統一見解はありません。
ただ、飲酒量を減らしたからといってハゲが改善する余地はAGAの仕組み上からも乏しいんじゃないかなぁ・・・。
何と言っても遺伝の要素がとても強いですからね。
経験上、ハゲを改善させるにはやはりフィナステリドやミノキシジルによる内服治療が一番だと感じています。
実際、私はAGA治療中も飲酒量はまったく変えていません。(週6~7日ペース)
でも内服治療によって、4ヶ月程度で頭頂部はかなり復活しています。
もちろん、私に効果的だったからアナタにも効果的でしょ?なーんて言えませんが、飲酒量を減らすよりも優先順位は高いんじゃないでしょうか。
そんなわけで今日も疲れ切った心身をアルコールで洗い流します!
(完全に依存症の発想やな)