40代頭頂部ハゲサラリーマンの薄毛クリニック奮闘記

自分は関係ないと思ってたのに・・・。次第に薄くなってきた頭頂部、気になる周りからの視線、帽子に頼る日々・・・。そんな40代頭頂部薄毛(AGA)サラリーマンが一念発起!AGAクリニックで薄毛改善を目指す奮闘体験記です!

【体験写真付き】ミノキシジルは内服と外用では全然別物!使うべきはどっち?

ミノキシジルタブレットに挑戦したいけど、副作用が心配・・・

ミノキシジルタブレット(通称ミノタブ)とミノキシジル外用薬(通称塗りミノ)

AGA治療について調べたときに必ずと言って良いほど出てくる薬の名前じゃないでしょいうか?

また、特にミノタブは賛否両論のある薬なのも間違いありません。

ネットで調べると、

  • ミノタブは副作用が心配だから育毛剤がおすすめ
  • フィナ+ミノタブは必須
  • 塗りミノ(ミノキシジル外用薬)は効果なし

などなど、色んな話が出てくると思います。

一体どうすれば良いのか?

悩むところですよね?

 

ここでは、塗りミノ・ミノタブ両方を経験した私が、外用薬と内服薬の違い、効果の差、経験した副作用の話、おすすめの方法などを書いていきますよ!

ミノキシジル外用薬と内服薬、ガイドラインでの位置づけは?

ガイドライン

この2種類の薬について調べるとき、出てくるのが日本皮膚科学会の出しているガイドライン。

 

AGAガイドライン2017

見ての通り、ミノキシジル外用薬は「A判定」にもかかわらず、ミノタブは「D判定」となっています。

この判定の根拠となっているのが、それぞれの薬の効果を検証した臨床試験の内容とその数。

ガイドライン2017のなかでは、外用薬についてこのように書かれています。

以上のように,ミノキシジル外用の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,男性型脱毛症に 5%ミノキシジル,また女性型脱毛症に 1%ミノキシジルを外用するよう強く勧める.

引用:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

一方で、内服薬についてはこんな書き方。

以上のように,ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため,男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる.

引用:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

ミノタブ駄目なんじゃないの?

確かにこれだけ見てるとそう思うよね・・・。

 

そもそも、ミノキシジルタブレットはAGA治療薬として国内で承認されていない薬。

(もともとは高血圧の治療薬)

国内承認薬なので、AGA治療薬としての臨床試験が行われていないのも当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。

 

安全性を確認した診療試験結果が無いのだから、治療薬として勧めることはできない。

 

学会が下した結論も当たり前と言えば当たり前ですね。

 

薄毛に対して効果があるのは断然ミノキシジル内服薬

効果

これで、ミノキシジル内服薬に薄毛改善効果がなければ話はここで終了なわけですが・・・。

話をややこしくしているのは、ミノキシジル内服薬の薄毛改善効果が他の追随を許さないレベルだということ。

 

AGA治療専門クリニックに行くとほとんどのところで、ミノタブを治療薬として採用しています。

普通、安全性が確立していなくて治療効果も乏しければ、わざわざクリニックもミノタブを扱わないですよね?

(下手したら訴えられるリスクもクリニックにはあるわけですから・・・)

しっかりとした臨床試験が行われておらず、一定のリスクがあるミノタブをクリニックが使うのは、その薄毛改善効果が高いから。

これは、私がフィナステリド+ミノタブを4ヶ月程度使った結果です。

 

aga

で、ミノタブの使用頻度を毎日から週1回に変えた3ヶ月後がこちら。

 

AGA治療経過

ちなみに、この期間もフィナステリドは毎日服用してました。

 

如何にミノタブの効果が凄まじいかおわかりいただけるかと思います。
(もちろん、効果には個人差がありますよ)

もう1つ言うと、早期の改善を図るため、ミノタブと塗りミノを併用した1ヶ月後がこちら。

 

AGA治療経過

もちろん、1ヶ月の結果なので検証内容としては不十分でしょう。

ただそれにしても、ミノタブのみで1ヶ月経過した際と比べても全然変わりが無かったんです・・・。

 

これだったらミノタブ+フィナステリドだけで良いんじゃない?

塗りミノも市販のリアップとかだと7,000円以上、クリニックでも10,000円以上したりします。

それ程効果が高くないものにこの金額は出せない・・・。

それがその時の私の結論でした。

 

ミノタブ「D判定」についてクリニックに見解を聞くと

ガイドラインはあくまでのイチ指標であり、絶対的なものではありません。

当院では、今まで○万人の治療実績を元に医師の監視のもの安全性に配慮して慎重にミノキシジル内服薬を処方しています。

実際に副作用と思われる症状が出た方も3%ほどで、もちろんこの場合も安全性を第一に考えた適切な対応を行います。

 

どこのクリニックかは伏せますが、こんな感じの回答でした。

これをどう判断するかはアナタ次第!

 

 

気になるミノキシジル内服薬の副作用について

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臨床試験も行われていない未承認薬なので、ガイドラインでは非推奨。

でも、発毛効果は塗りミノの比ではない。

それがミノタブ、ということです。

 

で、やはり気になるのは副作用ですよね?

一般的に言われるミノタブの副作用をざっと挙げるとこんな感じ。

動悸
むくみ
頭痛
めまい
不整脈
多毛症(全身の毛が濃くなる)

そして、副作用ではありませんが初期脱毛といって服用を始めて1~2ヶ月程度抜け毛が増えたりします。

もともと高血圧の治療薬だったため、主に心臓に由来する症状が多いですね。

 

何を隠そう、私もミノタブの副作用で動悸を経験しています。

最初はミノタブの濃度を2mgから4mgに変更して1ヶ月程度が経過した時点。

このときは服用頻度を毎日から最終的に週1回に変更することで一応おさまりました。(誤魔化した?)

そのとき一気にハゲが元のレベル近くまで戻ってしまったのは前の写真の通りです。

その後濃度を2mgに戻し毎日服用するようにしたのですが、これも数ヶ月で動悸が出現したのです・・・。

 

クリニックでは全体の3%程度しか副作用が出現しないと聞かされましたが、自分に症状が出てしまえば100%(自分にとって)ですからね(涙)

決して気軽に使える薬で無いのは確かでしょう。

ただ繰り返しですが、発毛効果はかなり強力です!

 

ミノキシジル内服薬の副作用と付き合っていて思うこと

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結論から言うと、1年以上の長期的なスパンで薄毛の改善を目指すのであれば、わざわざリスクのあるミノタブを使わなくても良いのでは?

と思います。

 

仮に4~6ヶ月ミノタブを服用していれば、多かれ少なかれ毛量の増加を実感するでしょう。

そのときもし副作用が出てきたら・・・。

 

アナタは増加した髪の毛をスッパリ諦めてミノタブを断念することができるでしょうか?

 

もちろん、胸痛を伴う動悸など明らかヤバイものであれば断念するでしょう。

でも、それが「何となくドキドキするな」「脈拍が前より若干上がってる」くらいの症状だったら・・・。

 

濃度を下げて様子をみよう

 

ってなるかもしれません。

そうして毎日服用している間に恐らく髪の毛の量は徐々に増えてきます。

そして、その後も動悸がちょくちょく出てくるなら・・・。

 

やっぱりミノタブ止めたいな

 

って思うかもしれません。

でも、そのタイミングでミノタブを止めると薬の効果で増えた髪の毛はほとんど失うと思ってください。(実体験)

 

心臓への負担と増えた髪の毛

 

本来こんなの比べるまでもなく心臓への負担を考えてミノタブを止めるべきでしょうけど、やっぱり人間なので欲があります。

やっと増えた髪の毛を手放してほぼイチからやり直すのか・・・。こんな葛藤が起こります。(実体験)

 

はじめからミノタブを使っていなければこんな葛藤も起きないわけです。

そのかわり、ミノタブを使わないということは、年単位で毛量を回復させていくくらいの気持ちが必要だと思います。(この場合、フィナステリドかデュタステリド+塗りミノを使う)

そんな悠長なこと言っていられない!

なるべく早く薄毛を改善させたい!

この場合、ミノタブ以外に期待に答えてくれる薬は無いと思います。

また、クリニックの話では副作用が実際に起こる確率は3%程度とのことなので、アナタの身に副作用が降りかかる可能性はかなり低いのでしょう。

 

これらを天秤にかけてどうするかはアナタ次第。

アナタの髪の毛が復活しますように!

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