【必読!】実際に服用して分かったミノキシジル内服薬の効果・副作用
ミノキシジルの内服ってガイドラインD判定らしいで
そうなんだよ~(汗)知ったときはショックだった・・・
で、実際飲んでみてどうなんや?
ん~、結局手放しで喜んで使える薬じゃないってことかな?
ミノキシジルを内服するようになって4ヶ月目に突入しました。
今になって思うのは、ミノキシジルってやっぱり副作用があるんだなってことと、でもやっぱりこの薬が必要なんだろうなってこと。
ここでは、ミノキシジル内服による影響(副作用)と私の体験談、感想などを書いていきますよ。
ミノキシジル内服をためらっているアナタ!ぜひ参考にしてみてください。
ミノキシジル内服による副作用って?
AGA(男性型脱毛症)に効力を発揮するとされるミノキシジル。
この薬には「外用(塗り薬)」と「内服(飲み薬)」の2種類があります。
外用だと大正製薬のリアップシリーズが有名ですね。
ミノキシジルに限らないですけど、一般的に外用薬よりも内服の方が副作用はでやすいですよね?
まずは、ミノキシジル内服によるとされる副作用について見ていきましょう。
初回に銀クリで受けたミノキシジル内服による副作用(の可能性)は以下の通り。
- 低血圧症状(動悸・頭痛・倦怠感)
- 一時的に体毛全体が濃くなる
- むくみ
- 初期脱毛
ミノキシジルは元々高血圧の治療に使われていたものなので、血圧を下げるために血管を拡げる作用があります。(水道管を大きくしたら中にある水は管を圧迫しない)
1.の低血圧症状はそのような理由から来ています。
2.は元々高血圧治療薬だったミノキシジルをAGAの治療にも採用されるようになった理由ですね。確かに頭頂部や額の毛を太く成長させてくれますが、その他の腕などの体毛も同様に太く成長させてしまいます。
4.は「問題のある副作用ではない」って表現されますね。私はこれがかなり気になってたんですけど(苦笑)正常な発毛サイクルに戻るための一時的な現象、ってのが説明でした。
私が体験したミノキシジル内服によると思われる副作用
で、結局どんな副作用が実際行ったのかが気になるところやな
う~ん、結論から言うと上にあった殆どの副作用は起こったことになるね・・・
実際私に起こった副作用は以下の通り
- 内服から約1ヶ月後 ・・・ 初期脱毛
- 内服から約2~3ヶ月後 ・・・ 腕や足、顔の毛が以前よりも濃くなる
- 内服から約3~4ヶ月後 ・・・ 動悸(安静時で脈拍100前後まで上昇)
初期脱毛は思ってたほどではありませんでした。
体毛が濃くなるのも、元々私の体毛が薄かったこともあるでしょうけど、そこまで深刻なものでは無かったです。
一番問題になったのは、「動悸」。
ひどいときにはじっとしてても脈拍100前後(ちなみに、安静時で100を超えると「頻脈」って言います(泣))。階段を昇ると120前後まで上昇・・・。
これはマズイと思って銀クリに相談したもんです。
結局今はミノキシジル内服の頻度を減らして調整しています。
(いきなりミノキシジル内服をやめるとリバウンドのリスクも)
元々上の血圧(収縮期血圧)が110前後、下は70前後だった私はどちらかというと血圧は低い方。だから余計に低血圧症状が出たのかもしれませんね。
www.hage-sayonara.com
ミノキシジル内服はやめるべき?
結局ミノキシジルを飲むのは危険やからやめるべきっちゅうことかいな?
なんか今までの話からするとそんな風に聞こえるかもしれませんね。
確かに、ミノキシジル内服は「育毛(発毛)剤」として認可された薬じゃない(高血圧治療の薬)ので、一定のリスクがあるのは間違いないでしょう。
ただ、髪の毛を太く成長させる効果がこれほどある薬も今のところ無いようです。
実際、私も内服を初めて3ヶ月くらいで頭頂部の髪の毛はかなり復活しました。
初期脱毛、髪の毛以外の体毛の成長、動悸と経験しましたが、私が普段の生活で気になるのは動悸の部分。これも内服の頻度を調整することで取り敢えずは落ち着いています。
ハッキリ言って、ほとんどのAGAクリニックはミノキシジルとフィナステリドの内服が治療の基本方針だと思います。
そのくらい、副作用のリスクはあっても育毛(発毛)効果は高い、ということ。
ミノキシジルの外用(塗り薬)で十分効果が得られるのなら、どのクリニックもそっちを選ぶでしょうしね。
実際、銀クリで説明を受けたときも「ミノキシジル外用より内服の方が効果を得られる」といったものでした。
結局、『ミノキシジル内服はやめるべき?』と聞かれたら、『「髪の成長効果」と「副作用」どちらを重要視するか次第』って私は答えます。
- ちょっと薄毛がきになりかけてるけど、そこまで重度じゃない
- 副作用がとにかく心配
アナタがもしこんな状態ならミノキシジル内服はやめて、フィナステリド内服のみから始めても良いかもしれません。(フィナステリドはちゃんとAGA治療薬として認可を受けた薬です。)
私のように「とにかくこの悲惨な頭頂部(額)をどうにかしたい!」って場合ならミノキシジル内服はかなり効果があります(これはホント体験談)
完全に禿げてしまっている場合は?
毛根の機能が完全に停止してしまっている場合もミノキシジル内服の効果は得られないって言われてます。この場合も、副作用のリスクだけがあることになるので、適応にはならないのでしょう。どちらかというと自毛植毛の範疇に当たりますね。
ガイドラインは「D」判定
日本皮膚科学会というところが発表している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」というものがあります。
AGAの治療方法の推奨度がそこに出ているのですが、そのなかではミノキシジル内服の推奨度は最低の「D(行うべきではない)」判定。発毛剤としての臨床試験が行われていないというのがその理由です。
ただ、これほど髪の毛の成長効果が発揮される薬が他に無いのも事実。たくさんのクリニックで処方されているミノキシジルタブレットがそれを証明しています。
繰り返しになりますが、リスクを取りながら内服を行うか、スッパリ諦めてそれ程発毛効果は得られないけど、リスクのより少ない方法を選ぶかはアナタ次第ってことですね。
ミノキシジルの内服、私はどうするかというと・・・
動悸が出たときは結構ショックでしたけど、リバウンドの心配もありいきなり止めるわけにもいかなかった私。
今は医師の指示のもと頻度を減らして内服を続けてます。
この辺は銀クリに限らず、医師の監視のもと内服を調整できる安心感はあるかもしれません。
個人輸入代行とかだと、全て自己判断が必要ですからね。
ただ、私もずっとこのミノキシジルに頼ろうとは思っていません。
徐々に量を減らしてフィナステリド1本で行ければなぁ、って考えてます。
だって、ずっと動悸が起こる可能性を抱えたまま生活するのイヤですから(涙)
この当たりの話は体験記で書いていくと思います。