【進行が怖い】最近抜け毛がひどい!その原因と正しい対策とは?
- 最近頭を洗うと手にいっぱい髪の毛がつくようになった
- 朝起きて枕を見るのが怖い
- このまま抜け毛が続いたらどうしよう?
そんなこと考えていませんか?
そういう私もつい1年前くらいまではそんなこと考えてた1人です(苦笑)
しかも、抜け毛は決まってほそーい弱々しいものばかり・・・。
どんどん心配が募っていきますよね?
問題なのはまず「このひどい抜け毛の原因は何なのか?」ってお話。
というわけで、ここでは抜け毛の原因となりうるものと大まかな対策を紹介していきますよ!
そもそも抜け毛ってどのくらいが正常なの?
なんか、手についた抜け毛を見るとそれだけで心配になりますよね(泣)
でもそれは、もしかしたら必要以上に心配しているのかもしれません。
というのも、なんの病気でもない正常なヘアサイクル(毛周期)でも、1日50~100本くらいは普通に抜けていくから(自然脱毛)。
成長期は4~6年、退行期は2~3週間、休止期は数ヶ月、つまりヘアサイクルの殆どは成長期なんですね。
このサイクルは髪1本ずつ異なるので、本来一度にまとめて抜けてしまうことはありません。
でも、抜け毛が短い、細く弱々しいなら、十分成長しない間に抜けてしまっているということ。
そんな場合は、次の病気を疑った方が良いかもしれません・・・。
抜け毛が起こる原因となる病気は?
症状として抜け毛が起こる病気は実はいろんな種類があるようです。
しかし、抜け毛がメインの症状として起こる病気は大きく次の3つが挙げられます。
- 男性型脱毛症(AGA)
- 女子男性型脱毛症(FAGA)
- 円形脱毛症
順番に見ていきましょう!
1.男性型脱毛症(AGA)
薄毛に悩む日本人男性の9割以上がかかると言われるのがこのAGA。
おでこや頭頂部の髪の毛が減っていく、抜けていくというなんとも恐ろしい病気です。
結局私もこのAGAというヤツでした(涙)
原因となるのは男性ホルモンの一種、DHT(ジヒドロテストステロン)。
特定の酵素(5α-リダクターゼ)と結びついた男性ホルモン(テストステロン)はDHTとなり、このDHTが髪の毛の成長に必要な毛母細胞の働きを抑制してしまう、というのがその機序です。
なので、このDHTの働きを抑えることがAGA治療の1つの方針ということになりますね。
2.女子男性型脱毛症(FAGA)
先程のAGAの女性版、FAGAの「F」はFemaleの意味です。
AGAのようにおでこや頭頂部の髪の毛がすっかり抜け落ちるというよりも、全体的に髪が薄くなってしまうのが特徴。
分け目が減ってしまったり、トップのボリュームが少なくなる、といった症状ですね。
この病気もやっぱり男性ホルモンが関係しています。
女性は当然男性よりも男性ホルモンが少ないのですが、女性ホルモンが減少すると男性ホルモンの働きでAGAと同じように抜け毛が進行してしまう、ということ。
なので、この病気の場合は男性ホルモンの働きを抑えるというよりは、女性ホルモンを働かせホルモンバランスを整えるということが大切になってきます。
その意味では、食生活も含めた普段の生活習慣の改善が一層大切、ということですね。
3.円形脱毛症
いわゆる「10円ハゲ」というヤツですが、大きいのになると500円玉、それよりも大きい範囲が局所的に脱毛することもあるようです。
実はハッキリと原因が特定されていないこの円形脱毛症。
考えられているのは、ストレス・アトピー性皮膚炎・遺伝・自己免疫疾患、などです。
日本皮膚科学会が発表するガイドラインでは、「ステロイド局所注射療法」や「局所免疫療法」が効果が認められている、とのこと。
どちらにしても、皮膚科に掛からないことには解決しませんね。
AGAと違って医療保険がちゃんと使えるのもこの病気の特徴です。
4.その他脱毛の起こる病気
先に挙げた以外にも抜け毛が起こる病気はあります。
- 甲状腺機能亢進(低下)症
- 全身性エリテマトーデス(SLE)
ただ、これらの病気は抜け毛以外にも症状が出るので、まず病院に掛かることになるかと思います。
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
倦怠感・体重の増減・発汗・不眠・動悸・イライラ感、など - 甲状腺機能低下症(橋本病)
倦怠感・食欲減退・脱力感・眠気・貧血・低体温、など - 全身性エリテマトーデス(SLE)
発熱・倦怠感・関節の痛みや腫れ・蝶形紅斑など
日本人男性の薄毛の原因9割以上はAGA
一方で、抜け毛・薄毛の原因とも聞く生活習慣の乱れ。
次はその辺について書いていきますよ。
抜け毛がひどくなるのは生活習慣が原因?
良く言われるのは、生活習慣の乱れが抜け毛の原因になるというもの。
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
ストレスによって自律神経が乱れ血管が収縮し頭皮の血行不良に~などといった内容ですね。
でも、これはそれ程気にしなくても良いようです。
その元になっているのは、2015年にNHKラジオで放送された「抜け毛を科学する」という番組。
この番組の講師が大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学寄附講座教授の板見智という人。
ウィキペディアで調べると「毛髪研究の第一人者」なんだそう。
で、この教授がリスナーの疑問に答える形で発言した内容が容赦ないと評判なんです(汗)
今から30年前に日本における男性型脱毛症の発症率を調べた結果、「男性の3人に1人」となっており、数年前の調査でも「男性の3人に1人」と同じ結果になっています。
昔と比べると、生活習慣や洗髪習慣、清潔度などはだいぶ変わってきていますが男性の脱毛率には変化がありませんので、遺伝・男性ホルモンが脱毛の原因と考えられます。頭皮が硬いとか薄いと髪の毛が生えにくいので頭皮マッサージが有効というのは今から50年くらい前から言われている事です。 しかし、男性型脱毛症の人の頭皮の組織検査をしても皮膚は固くなっておらず、逆に頭皮が柔らかい場合でも脱毛は見られますので、頭皮が硬い・頭皮の血流が悪いという理由は脱毛の根拠にはなりません。
シリコン入りシャンプーは毛穴に詰まるので使わない方が良いという話がありますが、科学的に否定されており、シリコン入シャンプーもリンスも安心して使っていただけます。頭皮の毛穴に汚れがあると、髪の毛に良くないという事は常識になっていますが毛穴の脂や汚れ程度で髪の毛の成長が止まることは無い、
というのが本当のところで、不潔にしていてもそれが直接の脱毛の原因にはなりません。
・・・生活習慣の乱れと薄毛・抜け毛はそれ程大きな関係は無いようですね(笑)
もちろん、先に挙げた過剰なストレスや食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足は薄毛・抜け毛関係なく健康維持の観点から良いものではないでしょうから、どっちにしても改善した方が良いのでしょう。
ただ、これらの生活習慣を改善することで、抜け毛が減るというのは根拠が乏しいということです。
確かにホームレスの人で髪の毛全然洗ってなさそうでも栄養偏ってそうでもフサフサの人いますもんね(笑)
ニュース速報+
— xeno (@xeno_redgear) 2018年3月24日
【薄毛】ペパーミントに育毛効果か? 抗男性ホルモン作用を確認★2https://t.co/UGJFabydOs
11月13日放送のNHKラジオに、大阪大学の皮膚・毛髪再生医学寄付講座教授、板見智さんが登場。「抜け毛を科学する」という番組で、薄毛や育毛についてトークを展開しました。 pic.twitter.com/xaL2SALJVb
生活習慣の乱れは実はAGAの原因では無い
抜け毛の原因はわかったけど、肝心なのは対策やで!
その通り!次ではひどくなった抜け毛への対策を見て行こう!
ひどい抜け毛の対策は?
なんとかこの抜け毛を食い止める方法は無いものか・・・
私もそんなことを考えていた時期がありました(笑)
どんな方法が抜け毛対策として有効なのか?ここでは大きく3つを挙げますよ。
- 育毛剤を使う
- AGA・薄毛治療専門クリニックに通う
- 病院(皮膚科)に通う
これも順番に見ていきましょう!
1.育毛剤を使う
一番パッと思いつくのはこれかもしれませんね。
薬局やネットで購入できるのでとてもお手軽!
その分、医師の指導はないのでかなり自己判断のところが多くなるのがデメリット。
副作用(初期脱毛)も気になるところかもしれませんね。
「でも、クリニックはちょっと敷居が・・・」ってアナタにはまず育毛剤で様子を見るって手も。
しかし、ですよ?
「育毛」と「発毛」は似ているようで全然違うもの。
もしアナタが「AGAかも?」って状態でその辺の育毛剤を買ったとしても期待している発毛効果は得られないかもしれません。
というのも、発毛成分として厚生労働省に認めらているのは次の3つ。
- フィナステリド
- デュタステリド
- ミノキシジル
医師から処方される薬(個人輸入含む)以外でこのミノキシジルが配合された市販の育毛剤を私は1つしか知りません。
そう、大正製薬から発売されているリアップですね。
薬局などでもお馴染みでございます。
育毛剤を検討するときはそこに入っている有効成分を是非確認しましょう!
育毛剤ありすぎだろ、一体どれが効果あるんだよwwww
— 薄毛治療すべて試したけど (@make_u_excited) 2016年12月29日
ここは王道のリアップにするべきなのか???
その辺の話は次の記事で詳しく書きましたよ。
2.AGA・薄毛治療専門クリニックに通う
私が一番おすすめしたいのがこれ。
- 通うのが面倒・・・
- かなりお高いんじゃないの?
- 効果あるの?
なんて考えているアナタ!私もそうでした(笑)
確かに、私が今通っている銀クリ(銀座総合美容クリニック)だと月々19,000円ほどかかっています。
ただ、育毛剤にしても効果が出始めるまで最低3ヶ月、できれば1年くらい使ってみないと効果の有無が分からないんですよね。
もしそれで自分に合わなかった・・・とかだったら悲惨じゃないですか(涙)
育毛剤も月々7,000~8,000円くらいしますしね。
副作用の面で誰にも相談しにくいって心配もありました。
その点、クリニックの方が医師と相談しながら治療を進められるっていう安心感はありましたね。
効果のほども今のところバッチリなので、もしアナタがどうしようか悩んでいるなら是非おすすめします!
3.病院(皮膚科)に通う
円形脱毛症だとすると、保険適応の病気なので迷わず病院に受診しに行くべきですね。
※ ちなみに、AGAは保険適応外なので病院に行っても医療保険は使えません。
こちらも、自己判断で治療するわけではないので、一定の安心感はあるかと思います。
ただ、円形脱毛症の場合ストレスの関与が大きいとされるので、自分がある程度信頼のおける、薬を処方するだけじゃなくてちゃんと話を聞いてくれる先生を探すのが大事かと思います。
病院を受診してストレス受けて帰ってきたら何にもなりませんからね(汗)
AGA治療は病院やクリニックで薬を処方してもらうのがおすすめ!
さいごに
参考になったでしょうか?
一言で抜け毛って言ってもその原因はいろいろ。
原因を考えて自分にあった対策を立てていきたいものです。
「結局何が原因かは良く分からない!」とか「そんな悠長なこと言ってられないくらい抜け毛がひどい」ってアナタは思い切ってAGA専門クリニックに通うことをおすすめしますよ!(これは実体験)